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UMIKA KAWASHIMA with N.

川島海荷。ヘアカラーで新たな自分を発見。

「女の子って、本当はこんな楽しみがあるんですね」オーダーした髪色に仕上がっていく様子を見て、少し高揚しながら、彼女は鏡越しにそうつぶやいた。役作りで金髪にした以外で、初めてのヘアカラー体験。新しい自分にワクワクする気持ち、もっともっと大切にしたい。

UMIKA The new hairstyle

陰影のある立体カラーは 、質感重視のカットで束っぽく

今年はデザイン性の高いカラーリングが主流。重厚感のあるファッションが多い冬は、特にカラーや毛先の動きで軽さをアピールしよう。

knit vest ¥24,800 / bunt (Real Style)、shirt dress ¥42,000 / Graphpaper

カラーのポイントとなるハイライトを目立たせるためには、ベースのカットも重要。セニングカットだと髪全体に厚みがなくなってしまうため、フロントを軽め、バックを多めにスライドカットをいれていく。そうすることでハイライトが際立つ厚みのある束感を表現できる。マニッシュな印象にできるオールバックスタイルは、ハイライトが入っていると重々しくならないのでおすすめ。

USED ITEM

髪だけでなく、肌にも使えるマルチユースタイプのオイル。天然由来成分のみでできており、マンダリンオレンジ&ベルガモットの柑橘系の香りが爽やかで心地いい。N. ポリッシュオイル 150ml ¥3,400(napla)

ポリッシュオイルをたっぷりと手に取り、何回かに分けて根元から後ろにかきあげながらつけていく。分け目や生えグセは気にせずランダムに、顔まわりにもしっかりとオン。動きが出るように手ぐしの跡は残しておくとカッコよく決まるのでおすすめ。カーキのアイシャドウをセレクトすると、ウェットなスタイリングと相まって今っぽさ香るハンサムレディな表情に。

Natural style

ツヤとドライを織り交ぜた、洗練されたナチュラル感

まるで素髪のようで、決して傷んで見えない。清潔感たっぷりのニュアンスヘアでベージュカラー全体を自然に楽しんで。

knit ¥40,000 / blurhms ROOTSTOCK (WONDERISM) scarf / stylist's own

セミドライな質感でパサつきを避け、ベージュカラーの色味を思い切り楽しめるようにスタイリング。髪を濡らしたら、ドライヤーを内側から当てて毛先が外ハネになるようにブローをしていく。しっかり指を入れて乾かすとクセがつきやすい。スタイリングセラムを指でとかすよう毛先中心につけたら、残ったセラムを表面や前髪にさらっと揉み込んで。メイクは肌馴染みの良いオレンジを効果的に。

USED ITEM

ウェット時、ドライ時の両方で使える、こっくりとした乳液タイプのスタイリング剤。軽すぎず重すぎないテクスチャーで、程よいツヤ感と軽やかな動きのどちらも叶えてくれる。さらに毛髪補修や保護、保湿効果のあるシアバターと4種のボタニカルエキス成分配合なので、スタイリングをしながら髪にも優しい。ホワイトジャスミン&ミュゲの気分高まる香り。N. スタイリングセラム 94g ¥1,800(napla)

Arrange style

真面目にラフをつくる、ハイライト活かしのミニお団子

カラーにちょっと遊び心を出したいときは、ツヤを与えてハイライトを目立たせるアレンジを。ディテールにこだわると可憐さもアップ。

one-piece ¥22,000 / MANON(M・K SQUARE)、rugger one-piece ¥26,000 / Graphpaper、glasses ¥38,000 / ayame、ring ¥9,000 / IDEALITE(Jolly&co.)

ハチより少し上から指でギザギザに髪を掴み、小さめのお団子をつくる。ハイライトが満遍なく入っているので、ラインをきっちり取るよりもランダムにまとめるくらいが◎。後れ毛をたっぷりと残すことでアンニュイな雰囲気が生まれ、文系ライクな今っぽさを入手。スタイリングが落ちてきた前髪や顔周りに、バームで表情付けを。気分次第ではたっぷりつけて、モードっぽくシフトするのもいいかも?

USED ITEM

髪、肌に使えるマルチユースタイプで、天然由来成分のみで作られたバーム。手のひらでよくのばすことによってオイル状になり、繊細なニュアンスを簡単に表現することができる。シアバター、ホホバオイル、ミツロウの成分配合なので毛髪補修や保湿の効果もあり、ハンドクリームとしても使用可能。香りは爽やかなマンダリンオレンジ&ベルガモット。N. ナチュラルバーム 45g ¥2,000(napla)

N. COLOR

髪に優しく、多彩な色表現を叶えるエヌドットカラー

髪への優しさと鮮やかなカラーリング。この2つを叶えるために生まれたのがエヌドットカラー。うるおいを与えるシアバターや、保湿効果を発揮するオーガニックハーブエキスなど、自然由来の優しい香りで施術中も快適なヘアカラータイムを過ごしてもらうことができる。高発色のベースクリームでより毛髪内部まで染料を送り込み、ダメージを補修する形でヘアカラー染料を固着、染料をキューティクルに閉じ込める3つの効果で、色落ちを抑えることに成功。ビビットな発色から光の角度で表情が変わるようなニュアンス。プロたちが思わず頷く多彩な色表現を可能にしたエヌドットカラーなら、こだわりが強い CYAN なレディたちの、少しだけワガママなオーダーにも応えてくれそうだ。

シアーなフォギーベージュはデザインを重視

くすみがちな肌に合わせて、透明感を表現できるフォギーベージュをチョイス。そこにフォギーアッシュを混ぜることで、赤味を抑えてキレイなベージュに仕上がる。ナチュラルなイメージを残しつつもファッション性の高いデザインにするため、ハイライトもたっぷりとオン。立体感やニュアンスを仕込むことで、耳にかけたり分け目を変えるだけでも、ヘア全体の印象に変化が生まれます。

How to use it

L to R:エヌドットカラー〈ファッション〉1剤 80g 全 48 色【医薬部外品】(napla)

ヘアカラーの工程は2ステップ。①まずブリーチ剤でハイライトをオン。根元を 3㎝ ほどはずし、明るくなりづらい耳下は 5〜7㎜ でやや太め、明るくなりやすい耳上は 3〜5㎜ でやや細めに毛束を拾い、ブリーチ剤を塗布。全体の印象をトーンアップするため、表面にもランダムにハイライトを。前髪は2段に分けてくっきり出すぎないよう調整。②ハイライトを入れたら全体にオンカラー。「エヌドットカラー」の 10 トーンのフォギーベージュとフォギーアッシュをミックスし、根元を 5㎝ ほどはずして塗る。体温で乳化させながらまんべんなく塗布し、中間〜毛先は色が濃く入りやすいので1段階明るい 12 トーンのフォギーベージュをミックス。オーバーラップさせるのがキレイにつなげるコツ。

How do you feel ?

「髪色を変えると、こんなにも気分が高まるんですね!」

ヘアサロンには月に一度はメンテナンスで通っているのですが、ヘアカラー自体は役作りで一度金髪にしたことがあるだけなんです。だから実際は、今回が初体験。最初は全く違う自分になっちゃうのかなってちょっぴり不安だったけれど、カラーリングしてもらっている間は終始楽しい!って思っていました。まるで魔法をかけられているみたいで(笑)。「私の肌色に合わせたベージュベースにハイライトを入れると自然な印象になるよ」と担当してくださったsikiの磯田さんが教えてくださったのですが、本当に違和感なくてビックリ。ハイライトと聞いてなんとなく派手な印象を持っていたのですが、実際は全然そうではなくて。陰影や立体感が出るように入れてくれたんだということを知って、すごい!と純粋に感動しちゃいました。ヘアカラーをすると黒髪のときよりも抜け感が出るからか、今までとは違うファッションやメイクが似合うようになったり、おしゃれのバリエーションがこんなにも増えるんですね。普段から自分で髪型をスタイリングすることは好きなので、今まで以上にスタイリングのバリエも楽しめそうです。ちなみに、いつも使っているスタイリング剤はエヌドットのバームとオイル。髪をまとめるときや質感を出したいときに使いやすくて、兄弟兼用で使っています(笑)。

今回ヘアメイクの岡田知子さんが提案してくださった3つのスタイルも、スタイリング剤を変えるだけで色の見せ方や雰囲気が変わってビックリしました。1つ目のオールバックスタイルなんて、オイルを使うことで髪の色がトーンダウンしたんですよ。ハイライトが程よいスパイスになるようなダークな色。少しハードで大人な気分になれました。今度パーティシーンなどで、このスタイリングを試してみたいな。2つ目のスタイルは、作り込んでいないのになんかおしゃれ。自然な動きでハイライトが見えるからペタっとしないし、セラムでちょっとしっとりするからボサボサとは違うんですよ。軽いスタイリングだから、休日にまったり過ごしたいときにはこのスタイルですね。ワタシ的に一番カラーがしっかり見えたのは、3つ目のお団子アレンジ。このスタイルのイメージは……やんちゃ感?(笑)。楽チンなのにぬかりない、活発だけどこなれて見えるスタイル。ハイライトを思いきり楽しめた気がします。ヘアスタイルって無限な楽しみですよね。なんとなく、やりたい髪型がなくなってきたなぁと思っていたけれど、ヘアカラーをすれば、スタイリングでこんなにも印象を変えられる。鏡を見ていつもと違う自分がいるっていうのが新鮮だし、新しい自分を見つけられた気がします。黒髪じゃないからこそ、今まで避けてきたオールブラックコーデにも挑戦したいし、次にヘアカラーをするならピンクベージュにも挑戦してみたい。ファッションやメイクのように、ヘアカラーでおしゃれを楽しむ時間がもっと欲しくなりました。

Photography YUYA SHIMAHARA
Hair & Make up TOMOKO OKADA(TRON)
Styling AYANO NAKAI
Edit SATORU SUZUKI
Text NATSUMI TAKAHASHI
Design FUYUKO MANOME

こちらの情報は『CYAN ISSUE 023』に掲載されたものを再編集したものです。

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