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Lotion

乾きを癒して肌を柔らかに キメを整えて透明感を育む

角層は、乾くと萎びて灰色っぽく、潤うとふっくら透明感が増して見える。スキンケアの呼び水=化粧水の特性をきちんと捉えよう。

Q1. ぱしゃぱしゃテクスチャーが好きだけど、深い潤い感も欲しい。どんな成分が入っている化粧水を選べば?

「保湿系の成分が配合されていること、さらにその保湿成分がきちんと浸透するような設計になっている化粧水がおすすめです」テクスチャーは好みで選んでもOK 、まずは化粧水の成分表で保湿成分の種類などを確認、サンプルなどで潤いの充実ぶりも確かめてみて。

1. 水分を抱えて保持する特性を持ったマシュマローエキスを贅沢に使った一本。2. ゆらぎやすい大人の肌のために独自開発のジェントルリッチ設計を採用、とろけるようになじむ潤い。3. 天然由来の保湿成分に抗炎症成分も配合。さらっと潤って肌荒れを防ぐ。4. 敏感肌に不足しがちなセラミドや5種類のアミノ酸を配合。美容液のような保湿力。5. 有用植物を効果的に活かす立山の水を配合。高浸透で肌キメふっくら、高まる透明感。6. とろみテクスチャーが乾いて荒れた肌にも穏やかになじみ、バリア膜を補いつつ引き締めも。

Q2. とろみのある化粧水を使っていて、肌の乾燥が気にならない場合は乳液やクリームは使わなくてOK?

「十分に保湿をするためには、化粧水で与えた水分を、その後の油分のミルクでキープさせ、その上からクリームで蓋をするという基本のステップが重要です。乳液、クリームは与えた水分をキープするために必須で、とくにクリームは保湿効果だけでなく、美容成分もたっぷり配合されているものが多いので美肌づくりにも。また、時間のある夜のお手入れには美容液をプラスするのもおすすめです」肌と対話しながら化粧水の後に美容液、乳液、クリームといったスキンケアアイテムを加減することは、なりたい肌への近道といえそう。

Q3. メーク崩れが気になって保湿アイテムの量を少なくしたり、忙しい日はオールインワン保湿で済ませがち…。

「メークをする朝、崩れを防ぐためには夜よりも乳液のような油分の多い保湿アイテムを少し控えめにしてみましょう」また、Q2. のアンサーにもあるように、スキンケアアイテムそれぞれに特化した役割があり、ひとつずつ重ねることは相乗的な効果に繋がるはず。

Serum

潤いを深めて細胞を元気づけ 明るさやハリのレベルをアップ

水やり後の植物に、さらに栄養剤を与えるように。目的に応じたセラムで、濃密に美容成分を送り込み肌のポテンシャルをアップ。

Q1. 秋に入ってなんとなくカサつきやハリのなさが気になってきたら、どんな美容液をプラスするべき?

「カサつきには保湿効果の高さをうたった美容液、ハリのなさにはエイジングケア効果をうたった美容液を選ぶようにしましょう。カサつきをすぐにも落ち着かせたい時は、コクのある白濁タイプのテクスチャー、ミルク・クリーム系の美容液を選ぶとより保湿効果が高いと思います」カサつき、ハリのなさどちらも同じくらい気になっている場合には、カサつきを癒す美容液にハリを高めるクリームといった組み合わせ使いで対処しても。

Q2. 目元の小じわや口もとのうっすらとしたほうれい線には、やはりしわ用の美容液を使ったほうが良い?

「目元や口元は、顔の中のほかの部位とは皮膚生理(バリア機能、知覚作用、体温調節機能、免疫機能、分泌機能)が異なります。そういった皮膚生理を踏まえて作られたパーツ専用の化粧品がおすすめです」乾燥じわが “本格じわ” にならぬよう、早めの対処が肝心!

1. パワフルな植物のエキスやオイルを凝縮した濃密テクスチャーで目元を集中保湿。2. 20代・30代にも起こる、真皮下層の柔軟性の低下による肌の奥の潜伏しわを先手ケア。3. Wナイアシンで今あるしわの凹みと過剰なメラニン生成、両方をケア。

Q3. 頬の毛穴の開きやキメの粗さをケアして、つるんとなめらかな肌を目指すためには美容液が有効?

ひとくちに頬の毛穴の開きといっても大きく2タイプに分けられるそう。「たるみによって毛穴が涙型に変形して大きくなったいわゆるエイジング毛穴の場合は、エイジングケア効果のある化粧品を取り入れてハリケアを行う必要があります。また、脂っぽい肌で黒い角栓が目立って毛穴が広がっているような場合は、まず過剰な皮脂を取り除くために洗顔をきちんとすることと、皮脂を抑制する専用商品で肌を整えることが大切です。さらにつるんとなめらかな肌へと導くには、マッサージなどを取り入れて、キメを整えるケアもおすすめです」

1. レッドクレイ配合のとろっとしたジュレ&天然植物スクラブの穏やかな角質ケア。2. きめ細かな泡で肌をほぐして目覚めさせ、なめらかさと輝きを引き出すマッサージ&美容液。3. ぷるんとしたジェルをのせて5秒置き、くるくると10秒。汚れや不要な角質を絡め取り肌明度アップ。

Q4. くすんだ肌に透明感を取り戻したいけれど、くすみの原因がわからない… どう判断して美容液を選べば?

「くすみの原因としては、過剰なメラニン生成、メラニンの蓄積、乾燥、糖化、血行不良、余分な角層の蓄積などが考えられます。メラニンが原因ならば、メラニンを作らせず、薄くする効果のある美白美容液(効果が認められた医薬部外品がおすすめ)を。乾燥が原因ならば保湿美容液がおすすめです」アラフォー世代から深刻化しそうな糖化にはエイジングケア美容液、血行不良や余分な角層の蓄積はQ3. を参考にマッサージを取り入れても。

Milk & Cream

バリア機能をサポートしながら潤いキープ&栄養チャージ

料理でいえば、最後の仕上げ。これから迎える秋本番、冬もジューシィな肌でいるためには潤いを閉じ込めるこのひと手間が重要に。

Q1. 潤いの蒸発を防ぐ “油分のフタ” として、乳液はライトな保湿力、クリームはリッチな保湿力と捉えてOK?

油分で潤いの蒸発を防ぐ、という点は同じ。ただ、単純にライトとリッチというよりは、それぞれにもう少し奥深い働きがあるのだそう。「乳液には、水となじみの良い油分が配合されています。そのため化粧水の後に使うとよくなじんでその潤いをキープし、肌を柔らかくしてくれます。クリームは、肌の表面にしなやかな膜を形成して潤いをキープします。クリームのほうがより保湿力が高く、美容成分を肌の奥まで浸透させる役割もあります」

Q2. マスク生活が続いたら肌荒れが…。バリア機能をサポートするにはどんな乳液やクリームを選べば?

「バリア機能が落ちているということは、肌の最も外側の角層の保護力が落ちているということです。刺激を防いで肌荒れを悪化させないよう、角層をしっかり保護する保湿効果の高い乳液やクリームを使うことをおすすめします。敏感肌用、として発売されているものはとくにバリア機能サポート効果の高いものが多いと思って良いと思います」

1. 独自製法で抽出したジュリークローズエキスを配合。バリア機能に働きかけながら抗酸化や抗炎症サポート。2. ホルモン変化によってゆらぎやすい大人肌にバランスを。ゴワつきをほぐすようになじみ、ハリ感もプラス。3. 独自のバリア膜で乾燥や刺激から守り、濃密な潤いと美容成分が肌と一体化するように浸透。

Q3. テカりやすくてニキビができやすい場合、どんなタイプの乳液やクリームを選んだら良いの?

「さっぱりタイプの乳液やクリームを選ぶこと、アクネ専用のもの、ジェル剤型のものなどもおすすめです。また、ニキビができやすい部分には使用量を控えめにするなどして対応してみては。ニキビができやすい方は、まず洗顔のステップが重要です。洗顔料をしっかり泡立てて洗い、ぬるま湯(32~33℃)ですすぎ残しがないか確認して洗いましょう」

1. 絶妙なオイルバランスを追究、ローヤルゼリーエキスやコメセラミドなど天然由来保湿成分でベタつきなく保湿。2. 肌荒れを落ち着せてくれるようなみずみずしさで水分と油分のバランスを調整。3. 水のベールが角層の隙間を埋めて潤いをキープ。テカリと乾燥が共存する肌にも使いやすい感触。

Q4. 乾燥肌なので顔がペタペタするくらいクリームを塗るのが習慣。でも肌を甘やかすのは良くないとも聞いて…。

「肌表面がべたついてしまうのは、ご使用のクリームが肌性に合っていない、あるいはクリームがしっかり浸透していない可能性も考えられます。また、保湿効果を発揮するためには塗り方にも注意が必要です。肌をあたためるとなじみや浸透がアップするので、ポーラでは温化パック術(手のひらの面を使って、肌を包み込んで温める)をおすすめしています」クリームを塗ったら手のひらを両頬に、次に額と口元を含むあご周りに密着させて。

お話を伺ったのは…

伊藤道代さん
ポーラ ビューティークリエーション学部 ビューティーコミュニケーション開発チーム/1991年入社、ポーラの顔ともいえるブランドB.Aからエステティックのための商品まで、20年以上に渡って商品開発を経験した後、美容研究の担当に。現在は、美容のスペシャリストとして美容研究開発チームを率いている。

Photography YUYA SHIMAHARA
Edit SATORU SUZUKI
Edit & Text KUMIKO ISHIZUKA

こちらの情報は『CYAN ISSUE 026』に掲載されたものを再編集したものです。

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