story of “Femme Fatale”
運命の女性のことを、「ファム・ファタール(femme fatale)」というらしい。運命は思いもよらないところに存在していて、予期せず顔を出す。それは人と人だったり、色と色だったり、人と色だったり。一目見たら忘れられなくなる、そんな運命を感じさせる女性は、自分だけの運命のカラーを知っているのかもしれない。

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Make Up
EYE

まぶた全体に広げたのは、肌に溶け込むようになじむ3のサーモンピンク。4のマットなプラムのアイカラーを平筆にとり、アイライナーのように使用。黒目の上あたりから目尻にかけて、跳ね上げるように長めのラインを引く。6のブラックのアイライナーでインラインを描いて引き締めれば、見た人の印象に残る目もとに。
CHEEK

7のブロンズカラーをチークブラシにとり、頬骨の上下をなぞるようにオン。さりげなく骨格の美しさを際立たせ、シャープな美人顔に。
LIP

1の唇にフィットするように色づくピンクのリップで、元からの色のようにナチュラルな美しさをイメージ。その上から、シアーなアプリコットカラーのリップジャムをプラス。唇の中央部にリップブラシでジャムをのせたら、唇同士でよくなじませ、上品なツヤ感と温かみのある口もとに。
Change Lip Make Up
リップをナチュラルに仕上げれば、アイメイクが印象的なメイクに。あえてビビッドなピンクのリップで仕上げれば、個性的でキッチュな表情に。

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意外性で遊ぶメイク

唇全体をビビッドなチェリーピンクのティントリップで染め上げる。唇の内側にのみ、深紅を入れて、影を演出。キュートなピンクと大人なレッド、クールな跳ね上げアイと大胆なリップメイク、相反しそうな組み合わせであえて遊んでみたら、ふと新しい表情に出会えたりするのも、女性の特権だ。
Text TOKO TOGASHI
この記事は2018年3月に制作した記事を再編集したものです。
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