月別アーカイブ: 2014年5月


Bed & Breakfast
投稿日 2014年5月27日


先週行なわれた欧州議会選で、UKIPが優勢となったので
今後英国への移住は尚の事厳しくなると思われますが、
英国の人や生活習慣、文化を知るには、ロンドンではなく
田舎町や村に行かなければ到底知り得ないだろうと思っています。
今となってはロンドンで英国人を探す方が難しいのです。

田舎と言っても日本同様、英国にも色々な田舎がありますが、
とりあえず田舎に行って、ホテルではなくB&Bに滞在することを
オススメします。B&Bはホテルよりも断然小さいので、滞在している
人達やオーナーとの会話を楽しんだり、現地の情報をもらいやすい
などと、メリットがたくさんあります。

ここ最近の私のお気に入りは、ウェールズで、この5月に
既に2回も行って参りました。(ロンドンから車で5時間)

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5月は、英国には珍しく2回も連休があります。
そのうちの後半の連休の時期は、毎年Hay on Wyeと言う場所で
有名な本のフェスティバルが2週間ほど開催されています。
作家が来てトークをしたり、村全体が本のお祭りで盛り上がっています。

村のアンティークショップに佇むヨークシャテリアとシーズーのハーフ。
置物の犬を見るその姿、かわいすぎるやろ!
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村がお祭り騒ぎとなっている時期に、B&Bを探すのも一苦労でしたが
幸運にも今まで訪れたB&Bの中で、一番かわいいB&Bに出会えました。
ドタキャンしてくれた人に感謝です!

お部屋の中。犬は事前確認ですが、大体のB&Bは犬も泊まれます。
英国人と犬との歴史は長く、犬好きも多ければ、犬もお利口さんが多いです。
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ダイニング。ここで他の滞在者と朝食をとります。
年に3回はここに泊まるという方との会話が弾みました。
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とってもかわいいウサギのお皿。ほしい!
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写真の撮り方が酷いけど、このカップボードもかわいい。
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お庭も花が咲き乱れて、ジャッキーのように匂いを
嗅ぎまくりました。
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英国の田舎を訪れる際は、B&Bに滞在して、英国人の暮らしを
垣間見るのも面白いですよ。



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Globe-Trotter store launch party
投稿日 2014年5月22日


英国バッグの老舗グローブ・トロッターの移転パーティーへ
お邪魔しました。
時間いっぱいまでシャンパンを飲んだというのに、
撮った写真はこの一枚です。。。かたじけない。。。

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Albemarle Stに移転した新しい店舗は2フロアで、
2階に行くとアーカイブコーナーがあり、エルメスやマルジェラ
などとのコラボが見れました。(その写真も撮ってない。)

すぐ隣にいたかわいい女子が、写真を撮ろうとしていたので
「iPhoneってここを押すと撮りたいとこにフォーカス合わせてくれるのよ」
なんて友達から最近教えてもらった技をその女子に教えると、
「うん、知ってるけどありがとう!ちなみにここ押す技知ってる?」
と逆に知らないことを教えてくれました。
かなりハスキーな声で単にいい子やな〜と思っておりましたが、
どうやらモデルのデイジー・ロウさん(Daisy Lowe)だったようです。

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写真はTatler magazine onlineより拝借しました。

そして会場にいらっしゃった布袋寅泰さんとおしゃべりしました。
布袋さんは2年ほど前にロンドンに移住されたそうですが、
私が夫ベンと居ようが、気にせず私に日本語で話しかけてくる
日本人が多い中、(誰もが分かる言葉で話さないと失礼なので
そんな時、夫思い(?)の私はいつもハラハラしてしまいます。)
布袋さんは終始、私とも全て英語で話して下さいました。
この時に、布袋さんはイギリス人の中に馴染もうと頑張ってるんだなと
強く感じ、とっても共感を持ったのでした。
自ずから望んで異国に移住するとは、こういうことなのですね。
自分は運がいいんだと仰ってた布袋さんですが、才能があるだけでなく
やはりちゃんと努力されてますよ。

ロンドンでもライブをされているそうなので、行ってみようと思います。



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Relationships
投稿日 2014年5月16日


お世話になる生地屋のフィリップ(推定70歳)が、最近ツヤツヤしてきた。
話してみると、「25年連れ添った彼女と、銀婚式を迎え、今度結婚するんだ!」と。
つまりパートナーシップ(事実婚)で今までいた彼女と、結婚することにしたのだ。

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イギリスやヨーロッパでは、事実婚状態のカップルはたくさんいます。
特にヨーロッパ人同士の付き合いなら、こちらの方が多いのではないかというくらいです。

かく言う私は結婚し、婚姻ビザを保持し、それでロンドンに住めるわけですが、
カップルも2年以上一緒に住めば、パートナーシップのビザを申請できます。

日本の文化では「結婚」は大事なものだと思いますが、ヨーロッパ人は
そう深く考えない人も多いようです。(カソリックが根強い国では全く反対の話になります。)

ヨーロッパに住んでいて、ヨーロッパ人の彼氏がいる日本人女子が、
「私は結婚したいのに、彼はこのままでいたいって」と悩むのをたまに聞きますが、
人生設計が違う人とは一緒に居られないから別れるのか。それなら二人の愛はどうなるのか。
「結婚」にこだわらない方がいいのではないかと言うのがそれに対する私の意見です。

結婚して出産したいという人もいるようですが、結婚したからと言って、
出産に行き着くかなんて本人すら分からず、出産したいがために結婚するのでは
これまた二人の愛はどうなるの?って思うわけです。

結婚も、出産も、それぞれ切り離して考えた方が良くて、愛し合う二人が結婚を
どう捉えるかによって、するかしないかを選択すべきではないでしょうか。

大切なのは二人が愛し合ってるかであって、愛し合う過程で、25年経って
フィリップたちみたいに結婚することがあるかもしれないし。

フィリップに「何で急に結婚する気になったの?」と尋ねると
「良い質問だ!でもね、分かんない。それは謎なんだけど、急にそんな気になったんだ」と。

友達夫妻とレストランで食事をしてたら、急に思い立ってプロポーズしたそうな。
「それで、彼女幸せなの?」と尋ねると「当たり前じゃないか!」と怒られた。

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生地屋で生地を選ぶ私たちは、結婚によって意識がもっと深くなったり、
お互いの家族を密に感じられたりしております。それを幸せと思う人と
違う形の幸せを感じる人。人それぞれでいいと思う。

フィリップは今度の日曜日、ケンジントンの友達の家で伝統的なユダヤ教の式を挙げるそう。
日曜日、グラス持って突然お邪魔しようかな。



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イースターとクリスマスは、日本で言うお盆とお正月みたいなもので、
今年のイースターはイングランド南西部の海岸沿いのコーンウォールにある、
ベンの弟のファームハウスに家族で滞在しました。
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愛犬ジャッキーもこの通り海風に吹かれて心地良さそうです。
ちなみに昨日ベンとジャッキーとメイフェアを歩いておりましたら、
日本人の女性二人に「あ、ヴィヴィアンのとこの犬みたいだよね」
と言われましたが、本物ですよ!そもそもジャッキーはヴィヴィアンの
お母様の犬で、ヴィヴィアンのスタジオにも頻繁に出入りする名物犬です。
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イギリスには、カーブーツセールと言いまして、家にある不要品を
車のトランクに入れて売るという蚤の市みたいなものがあります。
(イギリス英語では、車のトランクのことを「boot」と言います。)
ロンドンのカーブーツセールは割高なのですが、コーンウォールのは
求めやすい金額に加え、規模が大きいので私の期待も大でした。
色んな物が売られておりますが、アンティーク物が多いのも特徴です。
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私の戦利品は、イギリスとフランスのアンティークの花瓶です。
一つが50ペンスでした。(日本円で86円)
加えて川端康成と芥川龍之介の本も3冊で1ポンドでした。
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ベンの戦利品はスピーカー。同じく50ペンス。
買った後に「使えないかもしれないのに、何でここで買ったんだろう」と
後悔していた彼ですが、見事に使えました。なかなかいい音です。
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これはベンの弟の戦利品で、この昆虫がアクリルに挟まった物30個くらいが
30ポンドだったそうです。ひとつお土産にと私にくれました。
写真

カーブーツセールに行くと、10ポンドで素敵なアンティークの食器やカトラリーが
フルセットで手に入ったりするわけです。
売り手にも買い手にも無駄がないこのシステム、大好きです!

基本的に日本人は新しい物好きだと思うのですが、住居も新築が良いとか言いますし。
対照的にイギリス人は古い物を好むようで、ベンの弟のファームハウスは築400年です。
この暖炉の部屋では、リンゴの木や、チェリーの木などを薪に使うので、
部屋中が良い香りに包まれます。
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誰かにとってのゴミは、誰かにとっての宝物。
そこに貧富の差は関係なく、これがイギリス人の考え方のようです。

ベンとジョーのフーディーブラザーズ。
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Sometime in SOHO&Pussy Riot
投稿日 2014年5月9日


ロンドンの通称ウエストエンドにあるSOHOは、私のお気に入りのエリアです。
こんなところに趣のあるレストランが、こんなとこにカフェが。
などなど訪れるたびに新たな発見があります。

ロンドン中を一緒に歩くと、その歴史について教えてくれる
夫ベンですが、彼曰く、イギリス版ヒュー・ヘフナー(プレイボーイの発刊者)
ことポール・レイモンドが1950年代にイギリスで初めて、SOHOでストリップクラブを
オープンさせたと。だからSOHOに行くとアダルトオンリーなサインや、
ポルノ系の本屋さんなどがたくさんあるわけですね。
この写真ですが、当時は二つのストリップクラブが繋がっていたそうな。
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どこかのお店のタイル。(多分ゲイバーの入り口だと思います。)
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道を歩いて目を引いた、このチラシだかが名一杯貼られた壁。
目を引いたのは、私の好きな香港女優、マギー・チャンが見えたからかも。
この衣装と髪型を見た感じ、ウォン・カーウァイ監督の「花様年華」の
1シーンだと思われます。とーっても美しい映画です。
色鮮やかなチャイナドレス。そして焦がれるようなエロティックな表現。
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何気なく撮った本屋さん。ロンドンではこんなにたくさんの雑誌が売られているとは!
真ん中に「Pussy Riot」の文字が書かれたピンクの本が見えますか?
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皆さん、「プッシーライオット」をご存知でしょうか?
モスクワを拠点に活動する女性のパンクロックプロテストグループです。突如現れて抗議活動(オリジナルの曲をバンドで演奏。歌詞に抗議の意味が詰め込まれてます。)をすることで有名で、プーチン大統領が再選した時には「プーチンを辞めさせて」という抗議をしました。その後教会での抗議活動でメンバーのうち3人が逮捕され、1人は早くに釈放されましたが、残る2人はソチオリンピックの前に恩赦を受け最近やっと釈放されました。彼女達を釈放するよう世界中からメッセージが送られていたので、プーチン大統領もオリンピックを前に「世界の言う事ちゃんと聞いたよ」と調和をアピールしたかったのだと思います。

それでは、どうして「プーチンを辞めさせて」と抗議したかですが、プーチン大統領は言うならば独裁者で、彼が今のポジションに居続ける限り、ロシアにデモクラシー(民主主義)は訪れないわけです。これはヴィヴィアンの日記の2-3月号に掲載されていますが、プーチン大統領はチェチェン共和国を責めるために、わざとアパート地下での爆発を計画し、ロシア市民を殺したと。そしてその事を告発した元KGBのリトヴィネンコは、イギリスに亡命していましたが、ロンドンのレストランでポロニウム210を盛られ毒殺されました。どこまでもプーチン大統領の手は忍び寄ってくるわけです。

プッシーライオットはとても勇気ある若い女性集団です。私の友人で、モスクワ出身の子が居ますが、彼女は、ロシアに居ては自由はないと旦那さんと一緒にロンドンに住んでいます。彼女達のように国外へ移り住む選択もあるわけですが、そうはしないで閉鎖的な国で活動を続けるプッシーライオット。心から変えたいという気持ち、それを行動に移すその勇気。

塩野七生さんの本を寝る前に読んでいますが、日本のニュースはもっと世界のニュースを発信すべきだと書いておられました。まさに同感です!中国朝鮮半島のことだけでなく、中東やアフリカ、ヨーロッパやロシア、世界のハイライトはもっと報道されるべきだと思います。



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