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Nationalism
投稿日 2015年1月19日


わたくしの在英歴は、他の先輩方に比べるとうーんと浅いのですが、
渡英して3日で夫に出会い、8ヶ月後には結婚致しました。
偏に、私、英国にものすごく縁があったのだと思います。
縁のない国には長くは住めないものなのです。
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結婚と同時にこの子の母親にもなりました。
見て!極寒なのにダウンジャケット脱いでこの子に捧げたのよ。

今回は外国に住んでみて思う日本についてひたすら書かせて下さい。

こんなことを書くと怒られそうなのですが、インターネットやSNSで
日本の皆さんの動向をチェックすると、毎度必ず「日本人として」
「日本人が世界に向けて・・・」という類いの記事を目にして、
何だこの愛国心旺盛の文章は!?と目を丸くしたり、

「クリスマス休暇に毎日大人数分の料理して片付けして疲れたわ〜」と言うと
『日本の女性らしさを見てもらえて良かったわね』などと言われ、
そういうのを率先してするのがTHE・日本の女性だと日本人は思っているのか!?
と目を点にすることが最近よくあるわけです。
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クリスマスとイースターは日本のお正月とお盆。家族行事です!

が、しかし、、外国人は日本人の性格なんて知らないのでございます。
(日本に住んでいる外国人は例外です)その国に住まない限り、
その国の人達の性質なんて分からないのであります。

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かわいいカミーリア!と思って近付くと「SASANQUA(サザンカ)」の文字が。
QUAなの!?サザンカと言えばこちとら大川栄策のこぶし出てくるけど!!

現に夫に日本人を描写するよう頼むと、「Sociable」と言われました。
はは〜ん、奥ゆかしい日本人女性、謙虚で丁寧な日本人、そんなんじゃなくて
ざっくばらんに「社交的」なんやね。理由を聞くと、お土産の文化があったり
バスの運転手さんが「ありがとうございました」と言ってくれたり、
必ず人との関わりがあるからだそう。

はたまた、そんなに「日本人」の性質を日本人が主張したがるほど、
「日本人」は自分たちが思っているほど世界から一目を置かれていないのでもあります。
特に英国では、日本のパスポートなんて弱いよ。夫と旅行のたびに、
私だけ入国管理で長い質問をされるなんて当たり前のことです。

西側主体の世界で、日本は東の果ての島国、ただただ独特な国。
東の果ての島国が、異国とあまり交わることなくうまく機能したもので、
語学も日本語だけしゃべれたら日本ではやっていける。
だから世界事情とは全く違う時間や情報が流れ、ちょっと、大丈夫?
日本ってまだ鎖国状態なの?と思うこともしばしあります。

時に鎖国状態のその独特な雰囲気が、日本人は優れているのだ、
という感覚を植え付けてしまうこともあるようです。
国民性はその国々で存在すると感じますが、そこに優劣は存在しません。

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ヨーロッパ1の高さを誇るシャードより。普段12階(日本で言う13階)に住む
私たちには感動が薄く、20分で降りたという。二人で£60、高くついたぜ。

そんな私が日本から出た理由は、私にとって日本が窮屈だからでした。
女性はこうあるべき、みんなこういう服を着るべき、などなど、
基本的な道徳はしっかり身に付いているのに、なぜそこから先に表現の自由はないのか、
ただただ疑問に思って、不協和音を奏でながら日本で生きておりました。

パリのテロで、「表現の自由にも限度がある」と主張する日本人が多い中、
ここ英国では「表現は自由であるべきだ。それを止める権利は誰にもない。
しかし、人を殺すのは悪いことだ。」と考える人の方が多いのです。

ヴィヴィアンがパンクだった時代に作った、エリザベス女王の唇に安全ピンを刺した
Tシャツは世界的に有名ですが、これを日本でしようものならどうなるのでしょう。
当時の彼女には、女王に対しての個人的な感情などなく、ただ英国人が抱くナショナリズムを
風刺したかった、それをTシャツに表現しただけのことなのです。
もちろん批判されることを承知で。だって新しいことをするのに、批判は付き物でしょ。
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1970年代の英国。2010年代の日本。
40年の時を超えているのに、同じ問題を抱えているの?

ここロンドンで、私は水を得た魚のように生きております。
スッピンでも良し、色気違いみたいな服を着ても良し、知らない人に話しかけて良し、
道徳を心得ながら、自由な表現ができています。
そんな私に似た考えを持った日本人のお友達も、わずかですができました。
その中の一人、まさちゃんも、表現の自由を求めて英国に移住した一人。
もう19年選手です。よ、大先輩!!

先日まさちゃんとデート中の会話。

私「私とうとう白髪染め買わないかんわ。恥ずかしいな〜、ついて来てくれる?」
ま「何?恥ずかしいの?私がM&S(デパート)でブラ買うのとどっちが恥ずかしいよ!?」

セクシャルマイノリティーと言われるまさちゃん達には、私ごときが分からん苦労が
たくさんあるんだろうな。その経験の違いが面白さや深さに繋がって行くんだなと
まさちゃんが過去に書いていたブログを熟読して、さらに考えさせられたのでした。

「まさちゃんが過去に書いたブログ」ってとこをクリックしたら読めるよ。

ま「『渡る世間は釜ばかり』で検索して!当時かなり人気で読者もたくさんついたのよ。」
私「何そのタイトル!?さすがやん。」
ま「読むのはいいけど、寝れないわよ〜〜〜。」

2日かけて読み終えましたが、久々に2時まで起きる羽目になった傑作でした。

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Wallace Collectionで。まさちゃんと二人テンション上がった机。

世界が一体化していこうとする中に、ナショナリズムを持ち過ぎること、
そんなこと気にもかけない平和ぼけした人達。もっと世界を知っていきましょう!
無知って恐ろしいのよ〜!(まさちゃん風)



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Birthday, these 2 years…
投稿日 2015年1月13日


明けましておめでとうございます。今年もブログを読んで頂けると幸いでございます。

クリスマス休暇をのんびり家族で過ごし、ジャッキーも久々に海岸を全力で
ぐるぐる疾走しておりました。ご覧下さい。この跳躍具合!
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クリスマスから帰って来て、年末年始は長引く風邪にくたばっておりましたが、
地元福岡出身のお姉様が帰省しておられ、お土産に福岡の宗像大社のクッキー
(地元の銘菓石村萬盛堂が作ってる!)を頂いて、地元の愛に包まれ勝手にご利益感じてみたり、
パリのシャネルグループで働く友人が、Chanel No5の香水を大人買いっつーか、
一生分くれたり、(980mlあるからね。)
ベンが家の中を整理中に、Vivienne Westwoodの王冠が何気に出て来たり、
紫と白気分だったある日に、友達が私の心を読んだかのような蘭をくれたり、
「たりたり」の羅列ですが、幸せに過ごしておりました。

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さてさて、私事ながら、先日また一つ年を取りました。
「女は年重ねると美容にお金がかかるね」と実母と電話で話しておりましたところ、
今日もスッピンの私を電話の画面で見ながら
「美容にだけは手を抜いたらいかんけんね」と念押しされました。

年重ねると、今まで使わなくて良かったところにお金がかかるわけです。
私がどんなスキンケア使っていようと、皆さん興味ないかと思うのですが、
ここ半年くらいは、この2つにお世話になっています。
できるだけローカルの物を使いたい。Renは英国のだけどNUDEは英米どっちだろ。
NUDEのオイルはべたつかず伸びも良し!RENのこのシリーズは保湿力良し!
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Anyway,切実です。美容のためにも今年も頑張って働くとします。

ここ2年間の私の誕生日が土日なために、去年も今年もデモに参加しました。
Guontanamo Bay収容所閉鎖のデモです。ご存じない方はこちらをクリックして下さい。
赤のコートの女の子のお父さんは収監されたままで、いつ返してくれるの?と訴えています。
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この運動には、私たち夫婦はとても力を入れておりまして、
特にロンドンの、私たちが住むエリアの住人だったShaker Aamerの解放に向けては
ベンもとても気合いが入っております。
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Shakerは、アフガニスタンでチャリティー活動中に、急に捕まえられて
そのまま収監されているのです。そして毎日のように拷問を受けています。
どういう精神状態の人が、同じ人間に対して拷問などできるのか。頭を抱えます。

来年はこのデモがないよう、Shakerが解放されるよう、Guontanamoが閉鎖されるよう
今年も全力で頑張ります!

先日、バスの中で夫婦で話に夢中になっていたところ、
ふと振り返ると後ろの席に一人で座っていたうちの老犬ジャッキー。
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