オールバックでラフに仕上げた 色気漂うマニッシュヘア

マニッシュなのに、どこかセクシー。クラシカルなのに、重すぎない。そんな唯一無二なヘアを作れる理由は、スタイリング剤のチョイスにあり。「きっちり髪をまとめたいけれど色気を出したいというときは、グリースがオススメ。程よく硬さがある分キープできるし、長めの髪はもちろん、どんな髪質の方でも馴染みやすいんです。さらにオイルをミックスして使えば、女性らしいツヤも表現できますよ」(ヘアメイク岡田知子さん)
メンズライクでミニマムなヘアに は、メイクも最小限に抑えると好バランス。「さらっとシンプルにしすぎると男らしさが強くなってしまうので、ポイントで表現できる血色感やメイクの色味で、女性らしい表情に」(ヘアメイク岡田知子さん)
Texture
わざと残したコームの跡で麗しく

べったりしたヘアではなく、きちんと手をかけているようなヘアがかっこいい。オイルを混ぜたグリースを髪全体になじませて一度オールバックにしたら、コームで少しおさえるようにとかす。コームの跡はあえて残してOK。
Detail
無造作なラインが醸すこなれ感

分け目をまっすぐの線にしてしまうとクラシカルな印象が強くなってしまうので、あえてラフに分けてアンニュイに。生えグセに沿って髪をざっくり分け、髪全体をタイトに抑えると崩れにくいスタイルに仕上がる。
Make up
視線を集中させる鮮やかリップ

主張するのはリップのみ。少しマットな質感の明るいオレンジリップを唇にポンっとのせて血色感を出したら、他のパーツは最小限に。目元もグラデーションではなく、薄いブラウンのシャドウをほんのりのせるだけ。
USED ITEMS
ジェンダーレスも叶う 新・オムシリーズが登場。

こなれた男髪を作れるオムシリーズが、今年の春に発売。通常の成分に加えて、アクアグリースには柔らかいスタイリングが叶う加水分解ケラチン、ジェルバームにはしなやかなツヤ髪になる植物由来ポリマー、SHEAクリームにはナチュラルにキープできるハニーミックス成分など、優秀な成分が配合。人気のオイルを混ぜて使うことで、ユニセックスなスタイルを楽しめる。
Photography KYOSUKE AZUMA
Hair&Make up TOMOKO OKADA(TRON)
Styling NATSUKI TAKANO
Model YU HIRUKAWA(STARDUST)
Edit SATORU SUZUKI
Text NATSUMI TAKAHASHI
こちらの情報は『CYAN ISSUE 021』に掲載されたものを再編集したものです。