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Madoka Yamazaki

山﨑まどか

ステンドグラス作家/大学にて硝子工芸を学んだ後、ステンドグラスの道へ。硝子の表情を活かした建築パネル作品やクラシカルな雰囲気の鏡など空間を活かす新しい感覚の作品を生みだしている。

手で “見る” ということ

私たちは普段つい目の感覚を頼りにしがちですが、私は作品を作る時よく手の感覚で “見る” という事をします。作品の縁に手をなぞらせていくと目では気づかなかった僅かな凹凸や歪みから形の修正箇所が分かるのです。手がスルっと気持ちよく進む時は形が美しく整っている時。人間は手の感覚からも物の美しさを感じられるのだな、と時に感心してしまいます。

手で見たラインを大切にしている手鏡達
殆どの工程を手作業で仕上げていきます

Aya Sugiura

Aya Sugiura

FIORAIA デザイナー/「わたしの手元で咲く魔法」をコンセプトに革の花びらを縫い重ねたレザーグッズとバッグを製作し販売。2019年秋に東京・蔵前にアトリエ shop オープン

色と色と色の中で

かっこいいモノトーンやシックなものにも憧れる。けれど大人になってもやっぱりかわいくてカラフルなものが好き。目にするものがカラフルだと気分がいい。単色ではなく 2, 3 色の色合わせから生まれる高揚感がもっと好き。それは朝の服選びから始まり、アトリエも材料たちも気付けば色のオンパレード。私のものづくりは色づくりから始まります。

バッグの中は大体これまで作ったもの
中間色が綺麗なイタリアンレザーたち

Aki Naruji

なるじあき

糸編みアーティスト/「AKI NARUJi」として、大人が楽しめるアクセサリーを提案。8月には、NY で開催される POP UP イベント「the ARCADE JAPAN」に参加した。

衝動と行動

十年以上前のこと。当時名古屋でヨーロッパ雑貨店を営んでいた友人が、「きっと好きだよ」と貸してくれたのが Anu Tuominen の作品集。糸や古い日用品に「手」が加えられ、新しい魅力を放つ作品達に心奪われた。と同時に、「作りたい」という衝動にかられたのを憶えている。彼女の作品を眺めては、「作る」という初期衝動に立ち返るのです。

大切にしているアヌの作品と作品集
新作の、coil・roll・wave など

Edit ERIKA TERAO
Web Edit TOKO TOGASHI

こちらの情報は『CYAN ISSUE 022』に掲載されたものを再編集したものです。

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