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今日はありがとうございました。2年ぶりですね。どうでした、この2年は。

そうですね、生活の中心は、毎朝の生放送ですね。「あさチャン!」は、4月から4年目に入るんですけど、毎朝2時起きというリズムにも慣れてきて、少し余裕も生まれてきました。

それは身体面での余裕?

身体の余裕が、精神的な余裕にもつながってきました。

何か余裕が生まれるきっかけが?

スタッフや共演者との信頼関係も大きいと思います。家族以上に時間を一緒にしている方々なので、どんどんその距離が縮まっています。皆さんのことが日毎に好きになっていっています。

そんな中で久々の女性誌の撮影。素直にどうでした?

生放送は1秒単位で動くので、時間の流れが本当に早くて。今日の撮影は、皆さんと、じっくり仕事ができたと感じています。先程、全員で和気あいあい美味しいご飯をのんびりと頂きながら、素敵な現場だなぁと、かみしめていました。

そうですよね。のんび……。まぁ、ちょっと僕らが情けない(笑)

いやいやいや、そんなことないです!!(笑)

今日は撮影に使用するコスメも、ヘアメイク小峯久乃さんと一緒にお選びいただきましたね。

現場に入ってズラリと並んだ化粧品の数にビックリしました。400〜500点?大変でしたね、並べるの(笑)やっぱり女性として、この光景には気分も高まりましたね。ただ、あまりにもアイテム数が多くてどこから手をつけて良いのやら……という状態でした。

小峯さんに相談されながら選ばれていましたね。真っ赤なチークを選ばれたのも驚きでした。

(小峯)元々、おしゃれが大好きな夏目さんが絶対に似合うだろう!と私は想定しまして(笑)夏目さんのファッション感って、バランス感とか色合わせが絶妙で普段の感じがオシャレなんですよ。なのでメイクもファッションコーデと同じで色合わせを楽しんでもらいたく、いつもは使わないような真っ赤なチークを提案してみました。

どうですか、夏目さん。実際に使ってみて。

この赤を肌に乗せるときに、小峯さんが頬のかなり上の方にいれられたんです。いつもの位置につけると、アニメのキャ ラクターみたいになってしまいますものね。少しのテクニックを知るだけで、日常にも取り入れることができるようになりますね。メイク中、小峯さんとお話していたのですが、歳を重ねるにつれて、自分にはこれが似合うだろうという、固定概念が作られていき、視野が狭まり、自分自身に飽きてしまうこともあったんです。でも、今日こうして一緒にアイテムを選んで、新しい感覚でメイクしていただくと、すごく気分転換になり、いつもとは違う自分になれる気がしました。一歩を踏み出せば、世界は広がっていきますね。

お仕事上、メイクはファッションというより最近は身だしなみという感覚?

最近は確かにそうですね。でもその身だしなみによってキャスターである私をつくってもらえる、スイッチのような役割であると感じています。

春って仕事的にも気分的にも切り替えの季節だったりするじゃないですか。夏目さんはどう考えます?

スタートの時期ですね。12月に入ったと思ったらすぐにお正月がきて、1月〜3月は、行く・逃げる・去るというくらいあっという間。4月になると環境、気候、自然の変化に後押しされ、「よし、何か始めてみるか」というように気持ちが高ぶってきます。

朝方の生活をずっと続けてきて、なにかよかったことってありますか?

自分の身体に敏感になり、体調に関して今まで以上に気をつけるようになったことですかね。睡眠不足だったり、運動不足だったり、食事が満足にとれていなかったりすると、如実に身体に表れるので、意識的にケアするようになりました。

運動不足はどう解決されてますか?

今更ですけど最近ヨガを始めました。今のところヨガは自分に合っているなと思います。

ヨガって身体のストレッチ効果もそうですけど、呼吸による落ち着きであったり、ホリスティックな効果があると思うのですが、どんな点がプラスになってます?

短時間でも効率のいい睡眠がとれるようになりました。あと、呼吸を意識していると穏やかになりますよね。本番前ですごく緊張した時、本番中に焦ってしまった時、呼吸を意識すると落ち着きます。少しでも身体が軽くなればと思い、始めましたが、今はすっかりハマってしまい、多い時には、週4日のペースで行っています。(笑)

今年は小旅行にもよく行かれたと聞きましたが?

はい、余裕が生まれたこともあって、1泊2日の小旅行に。福岡、金沢、これから京都にも行く予定です。秋田は、天候不良で行けず残念でした。

旅先の選定って、なにを目的として?

金沢は味噌ですね!行きたい蔵があって、実際作っている光景を見させていただきました。福岡はお相撲を観にいきました(笑)京都は、お寺へ。

割とカルチャー感満載ですね(笑)

あ、でも食も大事にしているんです。福岡では、うどんを1泊2日で3回も食べましたし(笑)

2年前お伺いしたときは、自宅でダラダラすることも多いと仰っていましたが、結構アクティブに?

アクティブではないです、やっぱり!(笑)でも、運動したり、旅行に出かけたり、人と会ったり、昔よりすこーしアクティブ寄りにはなったと思います。

お正月の過ごし方は?年賀状とか書かれます?

はい、書きますよ。やはり頂くと嬉しいですしね。子供の頃の楽しい思い出がよみがえってきます。元旦に兄妹みんな早く起きて、我先にと年賀状を取りに、ポストに駆けていったものです。ずっしりと束ねられた年賀状をみんなで囲って宛名ごとに振り分けて。その枚数を、口には出さないのですが、お互いひそかに競い合っていました。

いつも思うんですけれど、夏目さんの雑学的な知識量とかって、いったいどこで吸収するんですか?

人に教えてもらうことが多いですね。今日も小峯さんからファッションのこと、メイクのことを沢山うかがいましたよ。その道を極めている方に出会う機会が多いので、それは有り難いことですね。

夏目さんが深く情報をインプットしたいときに、大切にしているツールだったりってあります?

やはり人から聞くとか、取材して体感するとかですね。新聞や本で読む知識も沢山ありますが、それをそのまま話しているときの自分って、言葉が上すべりしていないか、どこか不安な気持ちがあるんです。なるべく自分が見たこと、聞いたこと、感じたことを自分のことばで伝えたいなと思っています。

好きな本とかはありますか?

元NHKのアナウンサー加賀美幸子さんの著書『ことばの心・言葉の力』です。仕事の中で、迷いが生まれたり、自分が軸として考えていたことが揺らいだり、毎日の繰り返しをこれで良いのかなって感じてしまう時、そんなときに読み返す本です。「シンプルに、丁寧に」という原点を教えてくれます。

2017年はどんな年にしたい?

生活の中心が毎日の生放送になっているので、なかなか大きいものをみることが出来なくなっているのですが、もうちょっと俯瞰で自分のことを見られるようになりたいですね。今まで以上に人との繋がりも大切にしていきたいなとも考えています。

では、最後に。CYAN読者はすごく夏目さんが大好きなのですが、そんな方々に一言お願いします。

ヨガを始めてからなのですが、自分のことを大切にしなきゃなと思うようになりました。自分に甘くという意味ではなく、自分の身体と心に興味をもって、食事を摂ったり、身体のケアをしたり、積極的に自分に関わるということです。自分を大切にしだすと、何だか自然と仕事もプライベートも上手く行く気がします。歯車が回り出すというのでしょうか。自分が満たされると、家族や友人にも、いつも以上に優しく穏やかに接することができますね。ですので、自分自身の身体の変化、心の変化に 気付けるようにしてもらえたらいいなって思います!

Profile

夏目三久 Miku Natsume

1984年8月6日生まれ 大阪府出身 報道番組からバラエティ番組までをこなし、老若男女幅広い層から支持を得るタレント。知的で落ち着きのある佇まい、やわらかな語り口はもちろん、いつもオシャレな雰囲気に、トレンドに敏感な女性たちからだけでなく、ファッション業界内にもファンが多い。

Photography KIMIHIKO NITTA KENICHI SUGIMORI(still)
Hair & Make up HISANO KOMINE(Donna)
Styling NAOMI BANBA
Edit&Text SATORU SUZUKI

こちらの情報は『CYAN ISSUE 012』に掲載されたものを再編集したものです。

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