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最小限で品のある “アンニュイミニマム”

ノームコアと言われるような狙ったナチュラルさとはまた違う、作り込み過ぎない最小限のフィット感を大切に。“アンニュイミニマム” と題し、これまでのスタイルから一新を図る。

01 交わう直線とゆるいウェーブ

顔まわりにはしっかりとパーマをあててカールさせるが、全体は根元と中間にスリークなウェーブをランダムに入れ、毛先をストレートに。ゆるやかな曲線の毛流れと、そのままの直線的な毛流れが交差し、ミニマムなウェーブヘアに仕上げる。カットラインはシンプルなワンレンで質感調整程度にして、バングは目の下でややラウンド気味にカット。セットは少し束感が出るようにセミウェットに。

02 ヘアデザインを叶える後れ毛

plaid set up ¥16,900 , pleats sheer shirts ¥6,800 / Tam

バングをすっきりさせたアレンジで、ダウンスタイルとは違ったミニマムさを表現。センターパートでしっかりとバングを分けて、シンプルなピンで固定する。髪全体は後ろで1つに束ねる。どちらのプロセスにおいても、顔まわりの産毛や後れ毛を多めに残すことで、パーマでつくったゆるいウェーブが活かされ、ニュアンスづくりに一役買う。軽快ながらもリズムを感じる無駄のないアレンジだ。

03 顔まわりには強いリッジを

ラベンダーブラウンにカラーした鎖骨下のミディアムヘアは、表面のみにレイヤーを入れている。バングのカットは、浅めにとってやや前上がりに広くつくり、アクセサリー感覚でアレンジを楽しめるように。脱ナチュラルを図って、顔まわりにはフォワード巻きのカールを部分部分に入れる。もみあげには 17mm の円錐ロッドを根元から1回転させ、強めのカールでほつれる毛束を出し、アンニュイさを。

04 “ほつれ” と “結び” のバランス

ポイントは顔まわりのほつれた毛束たち。バングと、もみあげのみ極わずかに柔らかなテクスチャーのスタイリング剤をつけ、ウェットな質感を取り入れる。髪全体は手ぐしでまとめ、下方で一つに束ねる。目元にくすんだ黄みのアイシャドウを、口元に血色滲むボルドーのリップをセレクト。メイクにも深みを持たせることで、シンプルなヘアアレンジも、より一層上品な仕上がりへと昇華する。

Salon nanuk
Hair Stylist SHINJI TSUZAKI (01, 02) JUNPEI YAMASHITA (03, 04)
Model YURIHO OHMINE (01, 02)  RIE LAUTENSCHLAGER (03, 04)
Photography YUYA SHIMAHARA
Edit SATORU SUZUKI
Text ARISA SATO

こちらの情報は『CYAN ISSUE 023』に掲載されたものを再編集したものです。

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