たおやかな女性に憧れて
「しなやかで美しくて、風に揺らぐような、でも芯がひとつ通っている、そんな女性が理想です」と語るBOTANの瀧澤さんが提案するショートヘア。潔く削ぎ落としつつも、惑わされないこだわりと、ひとさじの女性らしさを忘れないように。
style 01
大人の余裕感溢れる ナチュラルショート


全体的な重さを残しながらも、表面にはレイヤーを入れて軽やかさを。襟足もグラデーションになるようにカットし、女性らしい丸みを残す。耳周りは、かけても下ろしても楽しめる長さに。ドライ後、重めの質感のオイルを内側からなじませ、根元〜毛先の全体的にオン。毛束を作って、表面の軽さをより生かしていく。オレンジ系でメイクをまとめ、目周りにハイライトをプラスすれば、柔らかくもクリアな表情が完成。
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Style 02
ピュアな男の子のような くせ毛風ショート


全体を同じくらいの長さで切りそろえ、耳上は短め、襟足もすっきりとさせた少年のようなショートは、ボーイッシュになりすぎないように、スタイリングとメイクで甘さを加えるのが気分。26mmのコテで、毛先に少しのニュアンスを加えるように、外巻きに内巻きを混ぜながらクセづけ。長めに設定した前髪は、3セクションに分け、真ん中を気持ち強めに、左右パートは外に毛先が向くようにアーチ状をイメージして巻く。少しあざとすぎるくらいにハイライトを入れ、目元も血色がじんわりとにじんだように仕上げて。
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Style 03
モードに振れない 透け感マッシュ


モード感が強すぎないようにするコツは、前髪とサイドの位置に高低差がつきすぎないようにすること。前髪は目にかかるギリギリのライン、サイドは耳が出るくらいの長さにカットし、毛先の角をとるようにレイヤーで削る。さらにスタイリングでツヤ感を強調しつつ、束感をつくることで、マッシュヘアなのに透け感のある絶妙なバランスに。スパイスの効いたピンクのアイメイクも、前髪と重なることによって適度にぼやけてやわらかな印象へと変化する、そんなマリアージュも楽しみたい。

style 04
ベリーショートは要所に女性らしさを散りばめて


全体的に短く、セイムレイヤーでカット。ぼんのくぼの上に丸みが来るように設計し、ボリューム感が出るように。前髪はラウンド気味にカットし、セットするときは、センターで分けてストレートアイロンでクセづけする。ポイントになるのはもみあげ部分。スタイリング剤をつけてしっとりとした束をつくり、耳周りにフリンジができるようにスタイリング。洗練されたショートにメイクで色づけするときは、下まぶたでバランスを調整しながら遊ぶのが◎。健康的でヘルシーな女性像を、オレンジとレンガ色のミックスカラーで表現して。
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SALON’S INFORMATION

BOTAN
美容院に行かない普段の360日を考え、家でのスタイリングの簡単さを追求。ひとりひとりに寄り添い「なりたい」「悩み」「ライフスタイル」を共有しながらよりフィットするヘアスタイルを提供する。【渋谷区神宮前3-4-9 ARA神宮前ビル B1 / 03-3470-9377】
Salon BOTAN
Hair Stylist KANAKO TAKIZAWA
Edit & Text TOKO TOGASHI
掲載商品は、本体価格で表示しており、消費税は含まれておりませんのでご注意ください。