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Model / Sayaka Kunisada

ダンスで培った豊かな表現力と品のある佇まいで、多彩に活動している國貞彩花さん。落ち着いたおとなしい印象に見られることが多いため、自分らしさを活かしつつ普段とは違ったカラーメイクを楽しんでみたいそう。

Intellectual Tone

クラシックな配色とリッチな質感で知的なムード

Pierced earrings ¥12,600 / somnium Blouse / stylist's own

クッションファンデーションで作る自然なツヤ肌に、シアーなベリーカラーのリップバームでさっと渋さのある赤みをオン。カジュアルに使えるアイテムでも、精度高く仕上がるのがNARSの真骨頂。さらにマットなピーチヌードの頬色や、ブラウントーンの濃淡で立体感を引き出したアイメイクとコーディネイトすれば、一気にムードのある美人顔へ。

「アイシャドーは、深みのあるブラウンがマット、やや浅いブラウンはシマー。定番のブラウンもクールな色調を選んで、質感に差異をつけてあげるとぐっと粋でエレガントに決まります。口元のディープなベリーカラーも、ツヤやかで透明感が高いので品良く表情を引き締めてくれます」(担当メイクアップアーティスト 鈴木麻里子さん)。

Eye 涼やかな陰影感で凛としたまなざし演出を

シングルアイシャドー(5316)を、上まぶたのアイホールにアイシャドーブラシでぼかし、下まぶたのキワにはシングルアイシャドー(5319)を細めにぼかす。眉は眉尻をやや長めに描いて目元の表情にインテリジェンスをプラス。マスカラは、まつ毛を根元からしっかりカールアップした上で上下のまつ毛に根元から塗り上げて。

Cheek ピーチヌードで醸すソフトなメリハリ感

クッションファンデーションでスキントーンを整え、てかりやすいTゾーンのみライトリフレクティングセッティングパウダー プレストで押さえておく。筆先が平らなチークブラシをブラッシュの上で往復させ、軽くティッシュオフしておく。頬骨の高い部分の黒目より少し内側からこめかみに向かって、ブラシを軽くストロークさせて斜めだ円状にぼかす。

Lip シックな色つやを効かせて媚びない口元

シアーなベリーカラーのリップバームは、上下の唇ともにスティックのまま中央から左右にストローク。何度か塗り重ねると色みとつやが深まり、大人っぽいジューシィさのセンシュアルな口元が完成。

USED ITEMS

肌に溶け込むシェードで自然な彫り深さ、色っぽ唇がアクセント。

1. ブラウンベース&シマリーバイオレットという、ありそうでなかなかないシェード。旬のペールトーンの服とも好相性な色合い。2. マットでリッチなブラウン。重苦しさのないクールな色設計だから、締め色の役目をしっかり果たしつつ今っぽい空気感も演出。3. モデル 国貞さんの眉になじむウォームダークブラウン。長めに描いた眉尻が適度にはっきり、それでいて浮きすぎないちょうど良さ。4. ホイップクリームのようなテクスチャーで、まつ毛のカールを維持。黒の密度が濃いので根元から毛先までくっきり主張。5. ひとはけでピーチがかったベージュがパッと発色。肌色の延長線上にある、血管からにじむようなヌーディな血色感をまとえる。6. USネームは “WICKED WAYS” 。濃厚なベリー果汁をリップバームに注いだかのように、妖艶な色みとスマートなツヤ感が融合。7. 重ねづけしてもぴたっと軽く薄いつけ心地。乾燥をはじめ肌ストレスから肌を守りながら、気になる肌のアラをフルカバレッジ。8. ファンデーションの仕上がりを落ち着かせ、光の反射で毛穴や小じわをソフトフォーカス。均一でなめらかな自然な輝きをキープ。

Aesthetic Shine

情熱的な頬色+ヌケ感で大人のガーリー・ポップ

Jacket ¥52,000 / BELPER Necklace(reference products)/ sobi

ブランドきってのマスターピース、NARS ブラッシュ 4077は高揚感がにじむディープコーラルピンクの血色感と、揺らめくようなシマーゴールドの光沢のハーモニーが芸術級の美しさ。目元に引いたメタリックなゴールドとコッパーのアイラインで光感を共鳴させたら、リップは旬なシアーなモーヴカラーでちょっぴりハズすのがベストチョイス。

「情熱的で洗練された発色のチークに、2色のメタリックカラーのアイラインをスパイス的に合わせて大人の遊び感を表現しました。アイブロウはやや明るめのやさしい色で仕上げて、フェミニン度をアップ。口元はくすみ系ペールトーンの軽やかな色ツヤを選ぶと、気張らないヌケ感を演出できます」(担当メイクアップアーティスト 鈴木麻里子さん)。

Eye 2色の輝きで目のフレームを4分の3囲み

上まぶたの目頭から目尻までのキワにメタリックゴールドのペンシルアイライナー(8224)を引き、下まぶたは黒目の外側から目尻までのキワにだけメタリックコッパーのペンシルアイライナー(8235)を引く。黒目から目頭までに色をのせず、抜けをつくることが子供っぽく見せない秘訣。眉はペンシルで柔らかな太眉に、マスカラはまつ毛を軽く上げてから上下ともにしっかりめに塗り上げる。

Cheek ツヤッとコーラルピンクでヘルシーさを演出

筆先がふんわりとしたチークブラシをブラッシュの上で往復、軽くティッシュオフしておく。黒目の真下あたりから頬骨のもっとも高いあたりまで、ふわっと1ストロークでぼかして上気頬に。ベースはクッションファンデーションを全体に使って自然なツヤ肌に。てかりが出やすい鼻まわりのみライトリフレクティングセッティングパウダー プレストで押さえる。

Lip 目指すは主張し過ぎないニュアンシィな美唇

透け感のある色づきのモーヴヌードのリップバームを、上下の唇ともにスティックのまま輪郭に合わせて中央からさらっと塗る。チークとアイメイクにインパクトがあるので、口元の色つやは軽やかなニュアンスをまとうイメージで。

USED ITEMS

エッジィなヘルシー感を意識して血色、光沢、煌めきをエディット。

1. クリーミィなテクスチャーで見たままのゴールドが鮮やかに発色。引いてすぐスマッジすれば持ちの良いアイシャドーに変身。2. USネームは ”RODEO DRIVE”。高級ショッピングストリートで目にするリュクスな煌めきを彷彿とさせるメタリックコッパー。3. 赤みがふわっと広がるチークに合わせて眉色もウォームニュアンスにチェンジ。ほどよい濃さ、ソフトなあかたかみの赤褐色。4. 独自に開発されたブラシとしなやかなコーティング力。ビューラーなしでもまつ毛一本一本を的確に捉えてアップリフト。5. マイクロナイズドパウダーでスプレーしたようになめらかな色みと光沢を実現。コーラルやピンクの既存の印象を塗り替える一色。6. 新6色の中でも、今年のファッショントレンドにリンクしたシアーなモーヴ。潤いツヤと融けあって顔から浮かずに楽しめる青み色。7. カバー力が高いのに、厚みをまったく感じない優秀なフィット感。つけ立てのラディアントな輝きがくすむことなく長時間持続。8. ワンタッチでスムースかつルミナスティックな肌へ。白浮きせず、のせたことを忘れてしまうほど軽いトランスルーセントパウダー。

CYAN'S RECOMMENDS

「今日、なんだか素敵」と言われるオーラをまといたい時は、リップやチークを1ランク上質なものに。NARSのツヤやかに色づくリップバーム、高発色なのに肌に溶け込むブラッシュは、あらゆるテイストのメイクに対応してくれる優れもの。普段メイクの1箇所を置き換えるだけでもたちどころに雰囲気を底上げしてくれる。

NARS AFTERGLOW LIP BALM

濃密な潤いツヤ&繊細な彩り、心まで満たす新たな6色

L to R:NARS アフターグローリップバーム 1356 , 1357 , 1358 , 1359 , 1383 , 1384 各¥3,500(NARS JAPAN)

NARSは、ファウンダーであり現在もクリエイティブ ディレクターとして活躍する、フランソワ・ナーズが12本のリップスティックから始めたブランド。リップメイクに対してどれほど強いこだわりを持っているかは、想像に難くない。このアフターグローリップバームもまた、カジュアルな使い心地に、ドラマティックなエフェクトが秘められた意外性あふれるアイテムだ。保湿成分として配合されたモノオイルはうっとりするようななめらかさとふっくら感を与え、素の唇を半分だけ透かすようにほのかに色づく。この春新たに加わった6色は、カサつきを癒すリップバームとしての優秀さはもちろん、見惚れるようなシアーな色めきが話題。忙しい朝や休憩時の化粧直し、時間がない時でもすぐさま表情を新鮮に見せてくれるから、つねにポーチに1つ忍ばせておきたい。

NARS BLUSH

発色の良さ、色みのつき方、魅惑の上気頬が叶う新名色

NARS ブラッシュ 4077 ¥3,700(NARS JAPAN)

「NARSのコレクションにはファッション性があり、タイムレスでシックではある。だけど僕はまだ挑発的でいたい」。フランソワ・ナーズの言葉から感じ取れる、革新的な発色やテクスチャーの裏付けとしてのマインド。それをもっとも体現しているのは、NARS ブラッシュ 4077(USネームORGASM X)かもしれない。このカラーは、1999年に登場し世界的ロングセラーを誇ったブラッシュ “ORGASM” の進化版。当時、フランソワ・ナーズの脳内にまずORGASMというネームが浮かび、それに合わせて導かれるようにピーチピンク&ゴールデンシマーの色設計が決まったそう。進化版ではほんのり赤みを効かせ、湧き上がる高揚感をシマーなディープコーラルピンク、弾ける生命力をゴールドパールで表現。あらゆる肌色にドキッとするような血色美を宿す仕上がり感が話題を呼んでいる。

Photographer YUYA SHIMAHARA
Hair RITSU(Perle)
Make up MARIKO SUZUKI
Styling YUKA SEGAMI
Model SAYAKA KUNISADA
Edit SATORU SUZUKI
Text KUMIKO ISHIZUKA

STOCKISTS

BELPER 03-6721-0566
sobi info@sobi.sakura.ne.jp
somnium 03-3614-1102

SERIES