軽さと重さ、デザインでそれぞれの冬支度を

rostar

#HAIR

27 Nov 2020

秀逸なヘアスタイリストたちが集うヘアサロンは東京だけではない。CYANが次に注目するのは札幌で活躍するクリエイターたちだ。ファッションやメイクアップ提案だけでなく、ライフスタイルやフィロソフィーまで、地元のファッショニスタたちから強く支持されるヘアスタイリストたちと、その類稀な感性が生み出すデザイン提案を、バトン繋ぎ形式でご紹介しよう。

ALL OF THIS SERIES

Style 01

ストレートボブはエアリーに

厚手のニットやボアなど、着こなしが重たくなる冬と相性が良い、ボブヘアを提案。顔まわりにのみレイヤーを入れてカットし、ストレートタッチにセットすることで軽さを出している。ストレートアイロンは毛束にスーッと通す程度で、スタイリング剤は軽めのヘアオイルを顔まわりと前髪中心につけてパラパラ感を。６トーンのパープルにグレーを混ぜてカラーすれば、パープルの強みを抑えた淡い色合いで、自然と肌もトーンアップして見える。

Used items

L to R：LILAY ALL YOUR OIL 150ml 、THREE ディメンショナルビジョンアイパレットアリー 01

Style 02

重ためロングは後れ毛を利用する

胸の高さで毛先を重ためにカットし、顔まわりにはレイヤーを。耳前の後れ毛は、結んだ時にするりと落ちるような短い毛束を作っておく。太めのロッドで全体に平巻きのデジタルパーマをあてて、顔まわりだけ外巻きに。カラーは７レベルのシルバーとブラウンをON。ワックスをパール２粒大とり、髪全体に馴染ませてポニーテールに。毛先の重厚感としっかり巻かれたカールによって、80’sのパリジェンヌのような雰囲気が簡単に仕上がる。