力加減で粗さを調節できる ステンレス製のおろし金

新潟の職人技術とデザインをかけ合わせたブランド「FD STYLE」のステンレス製おろし金。持ち手から先の方に行くにつれ、ちりとりのように凹面の湾曲が施されていて、少ない力で大根やチーズなどのカドも、面も削りやすいようにできている。ブラックのつや消しステンレスが上品で、生活感を感じさせないデザインとなっており、キッチンに吊り下げて収納しても絵になる。
しなる面が「切る」も可能にする 小回りの効く、ちょうど良いターナー

例えば鉄のフライパンで餃子を蒸し焼きにした際、薄く張り付いてしまった皮を綺麗に剥がすとき。また、肉のソテーなど、焦げもおいしく一緒に調理したいときに役立つのが、この薄くしなるステンレスのターナーだ。その薄い先端はサクサクとスケッパーのようにして使うのにも有用。ラザニアを切ったり軽いものを取り分けるのにも使えて、1つあると料理の腕前も上がるような、便利なツール。
シンプルでモダン。手編みの ワイヤーティーストレーナー

イエローの缶と見た目にも華やかで香り高い茶葉がトレードマークの、ブルックリン発ティーブランド「ベロック・ティー・アトリエ」は、ティーツールもエレガント。オリジナルの手編みのシルバーワイヤー茶こしは、どこかアジアの雑貨のような気取らない感じも愛らしい。取っ手付きの浅型のほか、深型のティーストレーナー「Deep Basket(¥4,400)」も。
霞を閉じ込めたような 濃淡が美しいガラスの器

長年のキャリアを持つ辻野 剛が大阪に工房を構える「フレスコ」。煙や霞を吹き込んで、ガラスに閉じ込めたかのような美しい「kasumi」シリーズはブランドのロングセラーアイテムだ。光が落ちてテーブルに透けるブラウンや、ハンドメイドのため、1点1点異なる表情も魅力的。
Photographer SUGURU KUMAKI
Edit & Text KAORU TATEISHI
こちらの情報は『CYAN ISSUE 025』に掲載されたものを再編集したものです。