自然な柔らかさを追求したカラーとパーマ

pole

#HAIR

13 May 2021

秀逸なヘアスタイリストたちが集うヘアサロンは東京だけではない。CYANが次に注目するのは札幌で活躍するクリエイターたちだ。ファッションやメイクアップ提案だけでなく、ライフスタイルやフィロソフィーまで、地元のファッショニスタたちから強く支持されるヘアスタイリストたちと、その類稀な感性が生み出すデザイン提案を、バトン繋ぎ形式でご紹介。第9回は、poleの森山涼介さんにご登場いただいた。

Style 01

＋αのナチュラル感を意識

ワンレングスベースの清涼感あるロングヘア。自然なツヤをキープするため、基本は重ためにカット。しかし表面にはローレイヤー、毛先は切りっぱなし感を抑えて軽くすることで全体を柔らかくみせている。この質感をさらに生かすべく、カラーは7トーンのラベンダーブラウンをON。ただのブラウンよりも軽くて透け感のある暖かな色合いが肌とマッチし、透明感を引き立てる。スタイリングはコテを軽く通す程度で、ツヤ出しにオイルを少量使用。

Used Items

L：デューイエリクシアオイル 30ml R：SUQQU シグニチャーカラーアイズ 04

Style 02

外人のクセ毛っぽい無作為カール

顎ラインで前上がりに整えたグラデーションボブは、野暮ったさを演出するカールが特徴。外人のクセ毛のようなもさっとした質感に落とし込むため、カットは重めに。パーマは全体を15〜23mmのロッドで根元からランダムに巻き、表面だけ円錐ロッドを使用。バングは1.5回転にすることでナチュラルなS字を作り出す。セットは、髪全体を軽く濡らした状態でオイルを馴染ませることで、しっとりとしたセミウェットな仕上がりが維持できる。