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The Beginning

ブランドの始まりとフィロソフィー

「KOIVE(コイヴ)」は、北緯 45 度以上の高冷地にある白樺林から樹齢 25 年以上の白樺のみを選りすぐり、その貴重な樹液をプロダクトに使用している革新的なスキンケアブランドだ。白樺は “高原の白い貴公子”と呼ばれるほど美しい佇まいが特徴的だが、タフな生命力も兼ね備えており、 山火事が起きた際には 1 番に新芽を出すとも言われている。一方で、その樹液には美容・健康への効果が期待されており、“ 森の看護師 ” と形容されることも。コイヴは、白樺の持つこのような神秘的な側面と溢れる生命力を最大限に生かす製品づくりをベースに、ブランドをスタートさせた。

 「KOIVE(コイヴ)」というブランド名は、フィンランド語で白樺を意味する“Koivu”に、LOVEとLIFEを組み合わせた造語だ(フィンランドでは白樺を国樹として指定し、国のシンボルとして掲げている)。このブランド名からも読み取れるように、コイヴが追求しているのは単純に美肌へ導くだけのコスメではない。目指しているのは、私たち人間と自然とを繋ぐ、インタラクティブなスキンケア。製品を使った人が心地よい幸福感に包まれることで、その幸せがめぐりめぐって周囲にも広がっていく……。そんな、あたたかな愛が循環・拡大する世界を理想として掲げているのである。

すっきりとシンプルなロゴ。「K」と「E」の文字を少し細めにすることで、幹の太さや背の高さがバラバラの白樺がランダムに並ぶ森の奥行きと美しさを表現している。

 また高保湿ながらさっぱりと使えるアイテムが多いため、ジェンダーに関係なく取り入れることができるのも特徴だ。パートナーや家族と共有するシェアコスメとして、日常のワンシーンにスッと溶け込む。自分と大切な人、日々の暮らしを愛すること。そして豊かな大地に育まれた白樺との共生を提案することで、これから先も続いていく、未来志向の美の価値観を創造しているのだ。

Selected Ingredients

白樺樹液の持つ魅力

コイヴのスキンケアアイテムの主成分は、“白樺樹液“。水の代わりに、自然由来の白樺樹液が贅沢に配合されている。
 白樺樹液について調べてみると、大変奥が深く、魅力の尽きない原料であることがわかる。約17種類のアミノ酸やミネラル、ビタミン等が豊富に含まれており、北欧では、約1000年も前から美容と健康のために重宝されてきた歴史もあるという。そのまま口にできるほどピュアで、栄養価が高いのが特徴だ。
 また白樺樹液には、肌が作る「天然保湿因子(NMF)」の産生をサポートするチカラと、バリア機能を高める効果も備わっていると言われている(肌のバリア機能は、主に「コーニファイドエンベロープ」と「セラミド」という物質が結びつくことで形成されているが、白樺樹液にはこの「コーニファイドエンベロープ」の原料となる「インボルクリン」の産生をサポートする働きがある)。

白樺樹液は幹に深さ数cmほどの穴をあけ、そこからパイプを通して採取される(樹の成長や生態系に負担をかけない方法)。雪解け時期の約2〜3週間にしか採取できない上に空気に触れるとわずか数日間で変質してしまうため、大変貴重とされている。樹液と聞くと、粘度が高いイメージがあるが、白樺樹液は水のようにサラサラ。透明で無味無臭に近いがほんのりと甘く、白樺の香りが楽しめる。

 このように、インナー&アウターどちらからも私たちの美と健康を底上げしてくれる自然由来の白樺樹液は、スキンケアに取り入れることで肌を外部刺激からしっかりと守り、うるおいをキープしながら理想的なコンディションへと導く効果を期待できるのだ。コイヴではさらに、明るいツヤのある肌へ導く「コケモモ果実エキス」やふっくらとしたハリを与える「スズランエキス」の2つの自然由来成分も採用。美しさを磨きたいと願うすべての人に取り入れてほしい、本質的なラインナップが揃っている。

Respect Your Life

よりよい“ライフ”のために

 コイヴのアイテムにはすべてに白樺樹液が高配合されているが、そこに植物オイルなどこだわりの自然由来成分がプラスされ、よりその効果を実感しやすいように設計されている。またコイヴは前述の通り、ブランドを通じて “世界全体を幸せにすること”も目指しており、ナチュラル素材をふんだんに使用したスキンケアアイテムを世に放つことで、肌を健やかに保ち、内面から輝くような美しさをもたらすことに力を注いでいる。品質管理体制においては、整備された国内工場での生産にこだわり、パッケージはFSC(森林認証制度)認証紙を採用。ブランドの姿勢全体を通じ、私たちの“ライフ”そのものがより生き生きと充実したものになるよう、様々なメッセージを発信しているのだ。

パッケージデザインにも、随所にこだわりがちりばめられている。外箱は白樺の森をイメージしており、開封用のシルバーのテープを境界線とし、雪の降り積もった大地までも細かく表現。化粧水などのボトルには、白樺樹液や女性らしい柔らかさを投影した磨りガラスを採用している。
(写真左から)1. MOISTURIZING TONER 自然由来の白樺樹液を88%使用した、みずみずしく爽やかな化粧水。さらりとしたテクスチャーでベタつかず、つけた瞬間、肌に吸い込まれるかのようにすっと浸透。透明感のあるクリアで健康的なコンディションに。乾燥や炎症から肌を守る効果のあるコメヌカエキスも配合されているため、長時間日に当たった後のお手入れとしても重宝。ふっくらモチモチとした弾力のある素肌を手に入れて。コイヴ モイスチャライジングトナー ¥4,180/養生堂企画 2. DEEP MOISTURIZING SERUM 白樺樹液82%に加え、α-アルブチンなどの美容成分を配合したリッチなセラム。乾燥やくすみを防ぎながら、ハリとツヤを兼ね備えた透明感のある美肌へと導いてくれる。硬くなってしまった角質をしっかりとほぐしながら浸透を促進するため、洗顔後や化粧水前のブースターとしてもおすすめ。いつものケアでは物足りない日のスペシャルケアとしてもGOOD。コイヴ ディープモイスチャライジングセラム ¥7,700/養生堂企画 3. MOISTURIZING CREAM シルキーでなめらかなタッチのデイクリーム。こっくりと濃密なうるおい感があるのにベタつかない、感動の使い心地。肌全体を水分で満たし、瞬時につるんとした素肌に。使い続けることで、ふっくらとした健康的な肌印象を手にいれることができる。肌全体をスムースに整えるため、メイク前にも使用可能。ファンデの伸びもアップし、より美しい仕上がりに。コイヴ モイスチャライジングクリーム ¥6,380/養生堂企画

Recommend Items

1. NATURAL CLEANSING BALM 固形のバームが体温でまろやかにとろけ、肌にしっかりとフィットする心地よいテクスチャーのクレンジング。メイクや素肌の汚れをしっかりと抱え込み、気になる毛穴汚れまですっきり。マッサージしながら使うことで、くすみの原因になる古い角質もやさしくオフしてくれる。自然由来の白樺樹液配合で、洗った後もうるおいが続き、その後に使用する化粧水や美容液の効果もアップ。コイヴ ナチュラル クレンジングバーム ¥4,180/養生堂企画 2. RICH MOISTURIZING TONER たんぱく質やアミノ酸などの自然由来の保湿成分を多く含み、肌の水分をキープする働きのある白樺樹液が贅沢に凝縮された高保湿化粧水。とろみのあるテクスチャーでコクがあるのにベタつかず、さらりとした使い心地を実現。マカデミアナッツやホホバなどの植物オイルなどのエモリエント成分が、肌のすみずみにまでうるおいを与えてくれる。乾燥するこれからの季節に欠かせない1本。コイヴ リッチモイスチャライジングトナー ¥4,620/養生堂企画

Ginza Shop

 コイヴは、東京・銀座にカフェやフリースペースも併設したフラッグシップショップを構えている。お店のドアを開けると、天然白樺の木が並び、まるで北欧の森に迷い込んだかのような、凛と澄み切った空気感に浸れる。この木立のディスプレイには、“ライフスタイルの中に、白樺と触れ合う機会を”というブランドの願いが込められており、これらの白樺の木々はディスプレイの役目を終えると、別の用途として循環される仕組みだ。店内には小川のせせらぎや小鳥のさえずりなど、自律神経に作用し、リラックス効果があると言われている自然音源がゆったりと流れ、立ち寄るだけで心が癒されるリラクシングな空間が広がる。アイテムを直接手に取って試せるのはもちろん、AIを駆使した無料の肌診断を受けることもできる。

1F - KOIVE FOREST

【1階】トリックアートを駆使したフォトスポットや北欧のサウナ小屋をイメージしたポップアップスペースも。

2F - KOIVE CAFE

【2階】北欧の家に招かれたかのような雰囲気のカフェ。白樺樹液を使ったドリンクをはじめ、こだわりのスイーツやランチを楽しめる。

B1 - FUTURE LABO

【B1階】ライブ配信スタジオ「Aozora TV」を常設した情報発信スペース。最新の技術や商品の紹介、トークショーなど様々なイベントを開催。

Shop Information

YOSEIDO銀座店
東京都中央区銀座4丁目5−1 聖書館ビル 
TEL:03-5579-5024

Photograpy  KENICHI SUGIMORI (still)
Edit  SATORU SUZUKI
Text  SHIHO TOKIZAWA

こちらの情報は『CYAN ISSUE 031』に掲載されたものを再編集したものです。

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