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フォトグラファー大江隆広が出会い、その成長と才能をシャッターに収め続けている。彼女の名前は岩崎愈音。なんなんだ、この雰囲気、存在感は。まだあどけなさの残る、たった14歳の女の子だというのに。その存在感を、CYANから皆様に“初披露”します。

岩崎癒音。周りの人を癒す音色の様に、明るく優しい人になって欲しい。そんな温かな願いのもと、2004年5月3日、鹿児島で彼女は生まれた。5歳まで神戸で育ち、10歳までは広島は江田島の山の中、大自然の中で時を重ねた。

「空気もきれいで、桜の木や蜜柑の木が自宅の庭にあって。夜は真っ暗なので、星がプラネタリウムの様に見える大好きな場所でした」。

カメラの前では大人たちをゾクゾクさせるほどの存在感を放つ彼女だが、普段は友達たちと中学校生活を楽しむ14歳の女の子。どんな気持ちで被写体というポジションにいるのだろう。

「緊張するけれど、不思議な気持ちです。違う自分になっているように楽しくて、新たな自分を発見させてもらえることにワクワクします。まだ始めたばかりで、分からない事ばかりですが、自分が好きな世界を目の前で見られる事がとても嬉しいです」。

映画を 観ることが好きで、ミュージカルや舞台の世界に興味を示し、いつかは演技の仕事もしてみたいと話す彼女。研ぎ澄まされた感覚、空気や水のように、何にで自然と溶け込むような無垢で巧妙な素質。最後にどんな大人の女性に憧れる?と訊ねてみる。

「 ・・・・・・人に流されない、自分の芯を持っている人。優しさと強さの ある人。今はまだ、 夢みたいな信じられない気持ちです。人々との出会いに感謝し、自分の憧れの女性に少しでも近付けるように、頑張りたいです」。

このCYANでモデルデビュー。数年後、彼女を取り巻く環境はいったいどうなっているか。“そのまま”が最大の魅力の彼女が、様々な感性に触れてどう色付いていくか。むふふ、と心のうちで楽しみながら、彼女の成長を 温かく見守っていきたいと思う。

Photography TAKAHIRO OTSUJI
Hair & Make up YOKO YOSHIKAWA
Model YUNE IWASAKI(étrenne)
Edit & Text SATORU SUZUKI

この情報は『CYAN ISSUE 019』に掲載されたものを再編集したものです。

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